戦争をしない国であるためにー武力によらない「国際貢献」-
日本国憲法が施行されて61年を迎え、5月3日神奈川憲法フォーラムの主催で憲法を考える集会に参加しました。少し遅れていくと会場はもういっぱい。一番前の席しか空いておらず、最前列でお話を聞きました。休憩時間にネット緑の中島さんや横浜9条連のメンバーがいることがわかりほっとしました。
講師は広島市立大学講師の河上暁弘氏とJVC前代表理事の熊岡路矢氏。大学で憲法学を教える立場と国際貢献という現場実践のお二人の立場からのお話は、共通して、「9条を守る」ということだけ主張するのではなく、世界から注目されている日本国憲法をどう実現するか、そのグランドデザインを描くことが大切ではないかというものでした。
熊岡さんは、戦争と平和、温暖化、貧困と格差、人権と人身売買、エイズ・インフルエンザなど国際協力の課題はグローバル化しており、それへの対応は自ずとNGOやCSO(市民社会団体)が国境を越えて連帯していくことだと話していましたが、行動すること、伝えていくこと、活動へ支援することなど各級・各種の支援・連帯の可能性があると思います。
現在国会は衆・参”ねじれ現象”を起こしていますが、「新憲法制定議員連盟」が3月総会を開き、民主党からも鳩山幹事長が顧問、前原副代表が副会長に就任しています。政界再編の伏流が憲法改正へ動くことは大いに予測されます。
新テロ特措法の期限は1年であり、政府与党は自衛隊の海外派遣に関する恒久法の制定や武器使用の緩和など憲法の空洞化を図る動きもあります。しかし、横須賀では原子力空母母港化の是非を問う住民投票制定を求める署名が1ヶ月で5万2000余人も集まり、米陸軍第1司令部のキャンプ座間移駐反対の取り組みも続き、基地県神奈川の運動も粘り強く拡がっています。さらに市民の力を強くしていくことが必要です。
3日の全国紙『武力で平和はつくれない』という意見広告に私も名前を連ねました。大変小さな字ですけど数人ネット・保土ヶ谷のメンバーの名前もありました。今日は憲法記念日の記念に?堤未果さんの『ルポ貧困大国アメリカ』という新書を買ってきました。貧困層が最貧困層へ、中流の人々も貧困層へ転落していくアメリカの二極化の報告を知り、日本にとっても決して他人事ではない現状を考える一つの素材となるのではないかと思います。
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