危機の時代における協同組合の課題
今日は「社会的経済」の共育があり、京都府立大学教授の上掛利博氏のお話をききました。日常の目の前の介護に関わっている現場を少しはなれたところから見つめることができる機会と思って出かけてきました。
危機というと、アメリカに端を発したリーマンショックを上げることが多い中で、ノルウエーの司法制度を説明しながらバストイ島の刑務所(150人の長期受刑者)の無期懲役の犯罪者の生活状態をお話されました。
日本やアメリカでは重罰化する傾向の中で、ノルウエーでは刑罰の限界だと、社会的刑罰として公共施設のペンキ塗りや海岸線の整備などに参加させたり、社会や家族とのかかわりを持つ中で実際に再犯率や犯罪率が減少しているそうです。
休暇をもらって家に帰るなど”目からうろこ”でした。各自の居室にテレビやパソコンがあり、受刑者同士で食卓を囲んで食事をするなどの場面もあり大変驚きました。
以前”ショーシャンクの空に”と”カッコーの巣”というDVDを見ました。刑務所の中で図書室を作って本を読んでもらおうと受刑者自身が図書購入費を政府に何百回も要請文を送るシーンがありました。
ノルウエーの社会福祉や社会保障など勉強し行ってみたいと思います。「危機の時代における協同組合の役割」というのは、人間のニーズに応える「人と人のつながり」づくりと文化、歴史、哲学を持ってことに当たるということかなーとも思った秋のひとときでした。
《呼んでみたい本や行って見たいところ》
*鳥取県”野の花診療所” 「心のくすり箱」 徳永進さん
*「国語教科書の思想」ちくま新書 石原千秋さん
*「暴走老人」文芸春秋 藤原智美さん
*福岡市「第2宅老所よりあい」
*「父と暮らせば」 新潮文庫 井上ひさし
*「虚空遍歴」山本周五郎
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