2008年6月29日 (日)

地方自治の観点で基地問題を考える

皆さんは「山崎事件」って覚えていらっしゃいますか?横須賀のタクシー強盗事件ではありません。同じ横須賀ですが、この事件は空母キティホークの乗務員が1万5000円奪うために、道を聞くふりをして顔の原型がとどめられないほどに殴りつけ、踏みつけコンクリートに打ち付けて殺害した事件です。

勤務時間外の事件は米軍や国に責任は無く、個人の問題とされています。米軍が日本にいるのは国策です。基地の町では数限りないほどに事件が起きて、どの事件だったのかニュースで聞いていても記憶できないほどです。

1952年から50年間で米軍による国内での犯罪件数は約20万件だそうです。殺人、強盗、強姦、住居侵入など限りがありません。勤務外だからこそ民間人の被害は多く、これを国が関知しないというのはもっての外!しかし問題はこういうことだけではありません。

昨日、「いま基地の街では~岐路に立つ住民の安全と地方自治~」と題してシンポジウムがあり参加してきました。これは神奈川憲法フォーラム開催時に呼びかけられたもので、横浜弁護士会主催で約600人が参加していました。

伊藤塾の伊藤真さんや軍事評論家の前田哲男さん、前岩国市長の伊原勝介さん、ほか、厚木基地爆音訴訟、自衛艦「たちかぜ」いじめ自殺事件、沖縄基地問題と地位協定問題など全国の基地問題の戦いの状況と問題提起が行われ本当に悔しい思いで戻ってきました。山崎事件のご主人や「たちかぜ」訴訟の弁護士なども来て報告されました。

国防は「国の専管事項」とか、国防に関することに住民投票はなじまないとか言われますが本当にそうなのか。そうでよいのかです。市民の平穏な生活を求める権利は国としても侵すことはできないし、地方自治は市民の声を生かすためにあるはずです。憲法がないがしろにされている状態を憲法を形にして実体化させることが必要です。

韓国の一人の高校生から始まった集会は、ろうそくの火を灯しながら大勢の人々の参加につながり、韓国憲法1条”自分たちに主権がある”と謳っていたそうです。世界では原油の値上がりや食糧不足で暴動やデモが行われていますが、日本では生活丸ごと値上がりしていても何もできていません。基地問題を考えると、居酒屋タクシーや道路財源どころではなく、「思いやり」過ぎる米軍への予算を打ち切り、地位協定を改定し、そして、政権を変えることに行き着きますね!

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2008年6月21日 (土)

自殺者3万人!10年連続の無策!

やっぱりそうか!と言う実感。警察庁が発表した2007年度の自殺者の数字ですが「追い込まれた末の死」とは、あまりにも簡単すぎます。様々な現代社会のひずみが弱いところに集中し、尊い命が絶たれているのです。

原因としてあげられているのは、一番は「うつ病」だそうです。就職氷河期といわれた今の30才代は仕事の悩みや不安など共有化できないためでしょうか一番多いと聞きます。二番目の原因と思われるものは経済・生活上の問題です。

「自立生活サポートセンター・もやい」の湯浅さんからお話を聞いた時も、日銭100円しか残っていないところで相談に来たり、生活保護の申請に行っても住所が決まっていないからとことわられたり。自殺者3万人の内1万人は経済的な理由だそうです。憲法25条が生かされていない実態がここにもあります。

今の生活が苦しくても、もう少し頑張ればお給料が上がるとか、あの仕事ができるとか私たちが若かったときには努力することで将来の安定感や安心感が見えたのではないでしょうか。非正規雇用の方の生活保障について支援する「全国ユニオン」の鴨 桃代さんのお話でも、非正規雇用労働者は30%、女性労働者の50%で、条件が不当であってもモノが言えない、3ヶ月、1年で終わりにされてしまうかもしれない不安を抱えながらの働き方が増えています。

これでは、少子化に歯止めはかからないし、自殺者も後を絶たない、これで税金を上げるなんて言える事が不思議でたまりません。環境税も横浜の緑新税も政治家・政治が信頼されるようになってから、居酒屋タクシーやカラオケセットや、病院協会の補助金に現われている税金の配分への不信感が溶けないと納得できないのではないでしょうか?

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2008年6月16日 (月)

続・夏時間

土曜日の朝、岩手・宮城内陸地震がおきました。火山灰の上に築かれた山が崩れ、ノーマークの地域で阪神淡路大震災を超えるエネルギーの発生だそうですが、犠牲になられた方へ心からお悔やみを申し上げます。また、未だ行方不明の方々が一刻も早く救出されること念じています。

当日は久しぶりに朝寝ができる日なので、そろそろ起きようかと布団から上を見ると、電気の紐がゆれ、ハンガーにかかったスカートがゆれており、”これは地震だ!”と思って飛び起きました。テレビをつけた初めはあちこちの映像を映し出していたようですがあまり変化がないのかと思って同窓会へ出発。戻ってくると徐々に被害の大きさが伝わってきました。

ところで、先日アップした「サマータイムへの疑問」のブログについて知人が再度「南北に長くても地球は南北に回転しないから~」と、反対の根拠にならないと指摘。まったく!でもその通り・かもね・・・・happy02

では、日本列島を東西で見るとどうか?ホコリだらけの地球儀を出してみると、沖縄がE128度くらいで国後・択捉あたりはE150度くらいでした。その差は約22度。「夏時間まっぴら」という本田勝一氏のデータを見ると、日本と面積が大差のないドイツが約9度、フランスやスペイン・イギリスで約12度だそうです。(彼はよく調べていますねー!)

地域性の大きい日本全体で一律にすすめるにはやっぱり無理があるっていうものじゃないですかね!?wink

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2008年6月13日 (金)

サマータイムって省エネにつながるのかしら?

洞爺湖サミットに向けて、政府は温暖化防止の切り札として「夏時間」を提唱するらしい。太陽の出ている時間を有効に使い1時間早めて生活する制度で、省エネにつながるということです。昨日も知人から”夏時間は省エネルギーにつながる、早く仕事をして早く家に帰れる”と主張していました。

確かに、太陽の出る時間に合わせて起床し、日没と共に寝るというのは動物的でエネルギーは使わないが、そうならないのが人間の常。早起きはよいとしても、今でも残業をしたり、暑いときには21時になっても冷房している家もあるでしょう。

大体会社から早く帰っても家で冷房を使わないといえるでしょうか?私は、扇風機やウチワ、ちょっと上品にしたいときには扇子くらいしか使わないけれど、多くの家庭は冷房装置があるでしょう。それなら一括で会社で使ったほうが全体の使用料は少ないのでは?

それよりも、日本列島は南北に長く、北と南では23度の経度差があると聞きます。こんなに違う日本で一律に時計の針を1時間すすめてどういう意味があるのでしょうか。

大体国が一律に考えることは経団連の主張が基礎になっているのでしょう。私たち市民の生活にとってどうかということは考えていないのではないかしら?一律ではなく各地域ごとに、せめて地域性も似ている道州制が導入されれば、その段階で考えたらどうかしらね。

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2008年6月11日 (水)

国家権力に立ち向かう韓国の中高生パワー!

李明博・韓国大統領の支持率が急落し、米国産牛肉の輸入問題で、15万人規模のデモや集会が1ヶ月続いています。

その発端は中学生がインターネットで呼びかけたのがきっかけだそうです。若者らしく「ろうそく集会」で、機動隊の後ろでは楽器演奏や合唱などがおき、「明るさ」があるという。

各種デモは私も経験がありますが、こんな集会の雰囲気を見てみたいようです。参加した子どもたちは「勉強しろという前に、安心できる食べ物を用意して」と叫んでいるようですが、背景には、BSEだけではなく、原油価格の高騰やアフガニスタンへの派兵問題、大統領のトップダウンなどがあります。

首相をはじめ、閣僚が辞任する事態に追い詰められていますが、一向に集会のエネルギーは治まりそうにありません。集会の主催の中には「参与連帯」や「環境運動連合」などの市民団体も加わっており、この市民団体は以前私たちネット横浜のメンバーも訪韓し交流を深めたところです。

あの時も、幼稚園の授業料が値上げになるのに対して大勢の父母や子どもが園前で集会を開き、驚いた私たちが見ていると「これはそんなに大きくない規模のものですよ」とさらりと説明されたものでした。

それにしても、年金問題も解決されず、後期高齢者医療制度はがたがたになり、中国産冷凍ギョーザもあいまいで、諸物価高騰の現状のわが日本は、何時になったら怒りが政治に向けられるのでしょうか。”政治を変えよう!”と地域政党・ネットワーク横浜はいつもメッセージを発信しています!

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2008年6月 7日 (土)

ホタルがすむ街づくり

2008060712190000 保土ヶ谷区の真ん中に保土ヶ谷区にはあまり似つかわしくない”ビジネスパーク”があり、野村不動産やソニーなど大手企業が入り、銀行や郵便局などもあり、館内はクラッシクの音楽が流れ、とても快適な空間です。

今日は朝早く家を出たためこんなに暑くなると思わず、日傘替わりにビジネスパークの中を横切りました。ところが、館内のあちこちに”ホタルといっしょに自然を楽しく学ぼう”というポスターが貼られているには早足も止まりました。

2008060712160000 ビジネスパークの石の建物に、ビオトープができホタルが放され、来週には地元の小学校の生徒たちが田植えをするそうな。石の空間にどうやって田植えを?とびっくり。野村不動産としても「社会貢献」が必要で、環境問題を取り組みたいとのこと。

講演会では、地元横浜国大副学長の「生き物と共存するビオトープ都市を目指して」と広島県比治山大学講師の「ホタルはなぜ減ったの?」と題して、ホタルになり変わって講演。お二人のお話はとても面白い内容でしたが、企画は洞爺湖サミットの関係でしょうか。パフォーマンスだけではなく温暖化問題に寄与する企業活動につなげてほしいものです。2008060716050000

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2008年6月 3日 (火)

私なりの「アフリカ」に触れて

5月27日から横浜で第4回アフリカ開発会議が開催され、早くから横浜市もシンポジウムや講演会などいろいろな企画が組まれて広報されていました。

5年に1回のアフリカ諸国と開発側との政策対話?でアジアの一員である私たちには遠いアフリカですが、平和、環境、食料、人権など共通する課題は多いと思います。アフリカでは1日約1ドル(100円)以下で暮らす貧困層の80%が農村にいるとのこと。そのため今回の開発会議では、農村の生産性を高めるため米の生産量を増やし、自給率向上させようと計画が決まりました。

自給率の低さは日本も他人事ではありませんね。ところで、地下鉄で「1国1駅運動」があったり、学校では「1校1国運動」があったりしたようですが、地下鉄も走っておらず、小中学生がいないため、全く触れることができませんでした。せめて『ルアンダの涙』上映会にと、申し込んだのですがこれも定員いっぱいで参加できず。

仕方なく、総会もふくしまつりも終わったので、DVDで『ホテル・ルアンダ』を借りてアフリカに触れてみました。少数派のツチ族が多数派のフツ族によって大量虐殺されるという問題です。これは実際に1994年に起きた問題で、ホテルマンが1200人以上の孤児・難民をホテルに匿う、『シンドラーのリスト』のような内容でした。それにしても、平和の監視役といいながら国連軍が来たものの、白人だけを救出させていたことには考えさせられました。

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2008年6月 1日 (日)

拡げよう!地域福祉の輪

2008060111470000 昨日まで寒く心配した天気も見事に晴れ第13回ふくしまつりが無事開催されました。保土ヶ谷区は川辺公園を借りて、地元農家の野菜や納豆の生産者や、地域作業所の方など参加していただきました。

初めてチャリティのためのお祭りらしく移動サービス用のワゴン車も展示して、実際に来場者に乗っていただきました。この車は車イスごと乗るものではなく、座席が回転して片麻痺の方などに乗りやすいものと思いました。

WE21ジャパンや生活クラブ、配食サービスのじゃがいもの会、たすけあい皆人、ネットにし、ネット保土ヶ谷のメンバーも参加し、それぞれシャボン玉、フェアトレード品、おもちゃ、フリーマーケットなど販売しながら沢山の寄付を福祉クラブに頂きました。

3回目となる藤塚太鼓は年々上手になってきています。小さな子どもが中学生になってバチさばきもなかなかです。初めて「保土ヶ谷市民活動応援隊」から病院や介護施設などでボランティアをしている方にアコーディオン演奏をしていただきました。

市販ジュースの着色料実験なども行い、あっという間に砂糖と着色料でジュースができることを目で確かめ、生活クラブのジュースとの違いを改めて確認しました。皆様からの売り上げと寄付で原材料費を引いて、今年も1台福祉車両が購入できるかなーと楽しみです!ありがとうございました!happy02

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2008年5月31日 (土)

地域猫の不妊・去勢手術に補助金が!

各区では地域猫の取り組みが自治会や区役所の応援を受けて進められていますが、保土ヶ谷区は地域猫の活動をしている方からは「大変遅れている、役所の人の理解がない」など地域猫の趣旨を理解している私も肩身の狭い思いをしているものです。

今年の横浜市の予算で、飼い猫だけではなく、飼育される見込みのない子犬や子猫を増やさないために、生後6ヶ月以上のノラ猫を対象に手術費を5000円(市が3000円、獣医師会から2000円)助成金が出ることになりました。

これまで”ノラ猫にえさをあげないで!”という看板作成や、殺処分するために多額の税金を使いながらも、猫嫌いな人も含めて不幸な猫を増やさないために、時間や労力や多額のお金をかけて不妊・去勢手術をしている市民には支援が十分ではありませんでした。

保土ヶ谷区の鎌谷町では、捕まえて手術をし、フンの始末やえさをあげたり掃除をしたり少しづつ地域猫の取り組みが拡がっていますが、こうした市民の活動が予算化につながったものでしょう。昨夜もテレビで地域猫のことが取り上げられ、先進事例として横浜市の取り組みが報道され、猫のコーディネータ役の市の職員の存在が大きかったと分かりました。地道な活動が少しでも実ったんですね!

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2008年5月30日 (金)

時代錯誤の知事のリニア新線構想

昨日、神奈川県知事の松沢さんが、国土交通大臣に羽田~成田間にリニアモーターカーを走らせたいと要望されたとの報道があり、大変驚きました。

構想では、大深度地下に走らせ、首都機能を高めたいとの思いで15分で移動可能との事。ずいぶん前、青葉区在住の東大教授の構想でも、東京から名古屋までやはりリニアモーターを走らせたいと言う事を提案されていました。

身近な地域ではバス路線が赤字を理由に大幅に減少し市民は病院や公共施設、障害児が通学するのも不便を強いられているのに、道路特定財源の使い方をこのような構想で使途を提言するのは民主党出身の知事とはとても考えられません。

冬柴国土交通大臣は「リニアにお金をかける時代状況にない」と対応されたと言う事ですが、これだけは同感です!

しかし、神奈川県はこんなリニア構想のために調査費を計上しているとか。神奈川県財政はゆとりが出てきたのですかねー?pout

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